『Indigo Tomato』と『修羅天魔』

久し振りにブログを書いている。去年は観劇すればほぼ必ず書いていたけれど、正直かなりつまらない作品に出会うことも、実生活もいろいろあって滞っていた。そもそも不平不満をブログに書きたくないのは、スキよりキライのほうが、余程明文化しやすいからだ…

はじめてのFINAL FANTASY、一度きりのFFXV

約十年。このゲームは発表されてから我々のもとに届くまで、それだけの年月を要した。普段ゲームに疎いわたしですら、10代の頃にあの新宿都庁をキラキラと輝く剣が舞い、黒衣に身を包んだイケメンがストームトルーパー敵をバッサバッサとなぎ倒して、最後…

ステージアラウンド東京a.k.a.豊洲髑髏城の座席

ステージアラウンド東京におけるこれまでの座席感想まとめです。花髑髏9回、鳥髑髏1回、風髑髏2回、上弦10回下弦1回、合計23回ステアラに通って、花髑髏の頃はイキってたから6列目で観えないとかほざいてたけど、上には上が(下には下が?)あったんだぜYeah………

『髑髏城の七人』への妄想〜月髑髏終わらないで〜

※キャラクター名や台詞などは後ほど戯曲本から修正予定です 「無界屋蘭兵衛」「狸穴二郎衛門」。ずっとこの二人の名前が気になっていた。付け焼き刃ながらいろいろと調べたが、なぜ気になるかと言えば、そもそもあの人数の登場人物の中で同じ漢字を当てる時…

『髑髏城の七人』Season月(上弦の月)_2018/2/11昼夜、2/13昼夜

我慢できない性質なので、先週末と週明けに上弦髑髏城をマチソワした。もちろん平日公演は有給休暇を三途の川に捨之介。さすがに4公演連続で観れば満足できるかと思いきや、やはり髑髏城はわたしを捉えて離さない。 さて先日、初めて訪れた神社でおみくじを…

『髑髏城の七人』Season月(上弦の月)_2018/2/4夜

本音を言えれば 今のままいたい その因果は私で消したい 覚悟はとうの昔に していたけど*1 一幕終盤、極楽太夫が歌い上げるその歌の歌詞を理解してからは、ずっとあのメロディが心から離れない。「森蘭丸」を「無界屋蘭兵衛」にした人は、天魔王が髑髏城で戦…

『髑髏城の七人』Season月(上弦の月)_2018/2/2夜

蘭丸の最期。崩れ落ちながら天魔王を背中に庇った彼は、しっかりと共犯者の手を握っていた。一瞬狼狽えた天魔王は、蘭丸の言葉にハッとして、怯えるようにその手を振り解いた。赤く染まった手のひらが、蘭丸の白い手の中からパッと逃げるように飛び出したの…

『髑髏城の七人』Season月(上弦の月)_2018/1/14夜

先日、実生活で初めて誰かが他人を「駒」と呼ぶ瞬間に立ち会ってしまった。誰かとは、わたしの現職における恩人なのだが、事前に「今日はいらないことも言うからな、ごめんな」とわたしに言い含めた上で、最初から揉めるとわかっていた話し合いを始めた。そ…

『髑髏城の七人』Season月(上弦の月)_2018/1/9昼

年明け最初の髑髏城。これまでは豊洲駅から歩いていたが、気分を変えて新橋方面からゆりかもめでステージアラウンド東京へ向かった。前日は雨、劇場の上に浮かぶ雲が、ミッキーの耳をつけた髑髏のように見えた。 ……と冷静に感想を綴ろうと思ったが、まったく…

『髑髏城の七人』Season月(下弦の月)_2017/12/25夜

花鳥風月。最後のチームは若手中心の2チーム制。キャストが発表された際の印象は、もう語弊を恐れず正直に書くが、「マジかよ大丈夫なのかよ」だった*1。第一にそれまでの髑髏城が最高過ぎた。髑髏城は、恰好良い大人の少年ジャンプ、という印象だったから…

ありがとう2017年、おいでませ2018年

あけましておめでとうございます。新年を迎え、昨年の観劇記録をさらってみた。ざっと今年の観劇予算の目算を立てたいし、数年以内にNYのブロードウェイに行ってみたいと考えているから、昨年の反省を活かして今年は上手く観劇したいなと考えている。 一番の…

超歌劇『幕末Rock』絶叫!熱狂!雷舞(クライマックスライブ)

暗号感想は置いといて…幕末Rockという作品が音楽的青春であったと、観ていて感じたよ。Crash my headで涙腺が緩むとは当初は思ってもみなかった。思い入れが強いからかな♪日付変わって今日の千秋楽、観れる人は倖せ者だ!大いにRockして下さい⚡︎#幕末R最高絶…

今度生まれかわっても、また一緒に、Rockやろうぜ……

ゲーム、アニメ、そして舞台と、『幕末Rock』という作品の展開の最後として始まったのが超歌劇(ウルトラミュージカル)*1『幕末Rock』だ。わたしはそもそも『幕末Rock』のアニメがだいすきで、その流れで超歌劇の初演も観た。ゲーム・アニメ自体、トンデモ…

『髑髏城の七人』Season風_2017/11/03千穐楽

劇場からの帰り道、自宅近くは通り雨に降られた後だった。雨の匂いと濡れた枯れ葉に、捨之介を救うべく沙霧たちが駆け抜けた雨の荒野を思い出した。序盤、観客が捨之介たちとともに初めて無界屋を訪れる時、流れる風景には枯れ葉が舞っていた。風髑髏千穐楽…

楽しいフリをし続けていると楽しいのかもしれない

2017年ももう残りわずかだ。今年ほど、観劇を趣味にしていて救われた年もないと思うから、年の瀬を前に振り返っておきたい。そしてこれまでの自分の所謂「オタク活動」について、今思い、感じていることを言葉に(ってはてなブログが言ってた)。 2月。…

『人間風車』_2017/10/09東京千穐楽

本当はまっさらな状態で臨むべきだったと思うが、怖い怖いと聞いていた『人間風車』、東京千穐楽公演を観てきた。人間性を疑われること覚悟で書くが、全然怖くなかった。強いて言うなら、平川がサムに童話を無理やり聞かせるシーンが怖かった。あと、小杉が…

きっと世界はいつの時でも信じ続けてそして始まる

ミュージカル『さよならソルシエ』再演の配信が終了してしまった(正確に言うと、ストアでギリギリに購入してさえいれば、9/29までは視聴可能だったようだ)。昨夜は日付が変わるまで配信を観ていて、Twitterでも視聴している方が多くて、上映会みたいで楽し…

『髑髏城の七人』Season風_2017/09/17夜

花に魅せられてから花鳥風月の髑髏城も折り返し、季節は秋になった。台風直撃の関東平野、11回目のステージアラウンド東京。 風髑髏のPVは、BGMがアカドクロだったということもあり、一人二役も含めてよりアカドクロ的なものになるかと思っていた。花は若…

ミュージカル『しゃばけ弐〜空のビードロ・畳紙〜』2017/09/10千秋楽

実は初めて本館のほうの紀伊國屋ホールへ行った。古いし椅子は軋むし、椅子の背もたれが低過ぎるし、座席に傾斜がなくて後ろの方に迷惑じゃないかハラハラするし、でも、空気に演劇が染み込んでいる良い空間だった。 さて本題。しゃばけはもともと原作がすき…

観劇前の戯言として

今日発表された『髑髏城の七人』Season月のキャスティング。なぜ自分がこんなにもワクワクしないのかを考えた。おかしい。花どくろを観て以来、毎日風どくろと月どくろのキャスティングを考えるだけで楽しかったのに。 花どくろのライブビューイングで風どく…

『髑髏城の七人』Season鳥_2017/07/31ライブビューイング昼

※ネタバレあり!! 早乙女蘭丸の赤いアイラインは下瞼に滲むように引いていたのかと気付けたり、森山天魔王の額はあれほどまでに哀しく歪んでいたのかと知ったり、阿部捨之介が序盤で浮かべた余裕の笑みが忘れられない。だから、やっぱり舞台は前方列で観た…

『オペラ座の怪人』_2017/07/23マチネ

学生時代に映画版を友人と観たのが最初の出会い。もともと宝塚がすきな家庭で育った友人が、映画館からの帰り道に「あたしはやっぱりファントムかな」と言ったのを覚えている。派手めで綺麗な顔立ちをしていた彼女の懐の深さに驚いて、良い奴だな、と思った…

『髑髏城の七人』Season鳥_2017/07/17昼

1ヶ月振り10回目の、ステージアラウンド東京。そして初めての『髑髏城の七人』Season鳥。テーマカラーはSeason花とは打って変わってグリーン。だからかなぜか、クールなイメージを抱いていた。だがそこで繰り広げられていたのは激アツで、まるで90年代…

『髑髏城の七人』Season花_2017/06/12千秋楽

千秋楽。適当な理由をつけて仕事を抜け出し、迷うことなく劇場へ。前回のブログにも書いたが、髑髏城へ行く日はすべからく晴れていて。だから晴れた豊洲しか知らない。これまでの人生で一番、豊洲を訪れていた初夏。 『髑髏城の七人』Season花の最後の日から…

『髑髏城の七人』Season花_2017/06/11前楽

髑髏城へ通ったこの初夏の日々は、なぜかいつも晴れていた。地下鉄有楽町線の豊洲駅、中央改札から地上へ出るとゆりかもめの入口がある。いつもそこは通り過ぎて、大きな車通りからは横にそれた海沿いの道を歩いた。 『髑髏城の七人』Season花の千秋楽から、…

ありがとう『髑髏城の七人』Season花!!

劇場は、そこにあるのが当たり前な印象を抱きやすい場所のひとつだ。帝国劇場など、歴史ある劇場を訪れた際には特にそう感じる。壁一枚隔てた向こう側で限られた観客へ限られた非日常を提供しながら、日常に溶け込む場所。劇場に通うようになってから3年が…

『髑髏城の七人』Season花_2017/06/10夜

※ネタバレあり ※台詞は後で戯曲本をもとに修正する予定です 幸運なことに2日連続で観劇した。実は今日の千秋楽も観劇する。本当は迷ったのだが、「自分のすべきことは自分が一番わかっている」という心持ちでチケットを増やした。 さて10日の観劇。かなり…

『髑髏城の七人』Season花_2017/06/4昼

これまでに6回、『髑髏城の七人』Season花を観た。自分の感想を読み返してみると、それぞれの回で心動かされた登場人物が違っていたようで面白い。初回は無界屋蘭兵衛。2度目は蘭兵衛と極楽太夫。3度目は捨之介と蘭兵衛。4度目は捨之介と沙霧。5度目は…

『髑髏城の七人』Season花_2017/05/27夜

成河天魔王さま最高!!今回の感想はこの一言に尽きる。途中まで、驚くほど感情豊かで自由になった捨之介に夢中だったが、あのシーンを観てしまってからは、もう天魔王さまの表情が忘れられなくなった。成河さんのその解釈だいすき、もうずっと観ていたい、…

ちゃんとしたコーヒーは冷めても美味しいし

舞台の感想をこうしてブログに綴るようになって、もうすぐ5ヶ月が経つ。趣味のひとつが観劇になってから数年、もっと早くからこうしてきちんと言葉にしておくべきだったと思う。実生活でも、モレスキンの日記帳を買って自分にプレッシャーをかけたのが良か…