ALTAR BOYZ Team GOLD_2017/02/07夜

中央センターブロックにて観劇。

 

 レガシーの初日を受けてのゴールド。たった数日なのになにもかもが変わっていて、より研ぎ澄まされていた。大山マシューは周りから出ている可能性の糸を逃さず手繰ろうとし、法月マークのソロにまた泣いた。松浦フアンは台詞一つ一つをより丁寧に紡いで、石川ルークは魂を鍛え過ぎていた。常川アブラハムの瞳はどんどん高いところを見つめるようになって、歌声も透明感が増していた。

 今回のような2チーム構成の作品を観るのは初めてだが、改めて素晴らしい試みだと思う。もう世の中の舞台作品全部2チーム以上にしてくれないかな。ダブルキャストも楽しいけれど。年齢や経験や、そもそも人としての違いを踏まえた上で、演者さんたちが自分の解釈でどんどん変わっていく過程が楽しい。

 ゴールド公演も残り3回。完売していた公演も、親切な方に教えて頂いて立ち見で観ることにした。今から千秋楽を迎えた後の、あのどうしようもない虚無感に怯えている。

 

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